パレットハウス児童デイサービス(横浜市保土ヶ谷・和田・天王町)

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アスペルガー症候群の子どもへの接し方について

アスペルガー症候群は発達障がいのひとつで、こちらの考えを理解してくれないなどの症状がみられ、接し方や育て方が難しいものです。アスペルガー症候群の子どもとどう接していいかわからず、お悩みの方も多いと思います。

今回はアスペルガー症候群の子どもへの接し方についてご紹介します。

アスペルガー症候群とは

アスペルガー症候群とは、対人コミュニケーションスキルや想像力に欠け、対人関係をうまく構築できない障がいのことをいいます。

知的な遅れは見られないにもかかわらず、婉曲的な表現や表情から、相手の意図や感情を読み取ることができないといった症状が現れるのが特徴です。また相手の考えや感情がわからないため、ひどいことを平気で言い対人トラブルを引き起こしやすいといった点にも注意が必要になります。

伝えたいことを明確に伝える

アスペルガー症候群の子どもと接するときは、伝えたいことをはっきりと伝えるようにしましょう。

一般的な子育ての場合、子どもが何か悪いことをしたときに、「どうしてこれが悪いと思う?」と子ども自身に考えさせ、反省を促すという手法をとることがあると思います。しかし、この方法ではアスペルガー症候群の子どもは理解ができません。また、頭ごなしに「ダメ!」と叱りつけることも逆効果です。なぜ叱られているか理解することができないこともありますし、アスペルガー症候群の子どもは「傷つきやすい」という特徴も持っているからです。「理由もなく怒鳴られている」という印象になり、ネガティブな感情だけが大きくなります。

アスペルガー症候群の子どもに対しては、何か悪いことしたとき、例えばクラスメートに「太ってる」と発言して傷つけてしまった場合、「太ってるって言ったら、○○ちゃんは悲しいんだよ。だから、太ってるって言ったらいけないの」と、自分がどうすればいいのか分かるように、そのことをはっきり伝えてあげるようにしましょう。

いきなり刺激を与えないようにする

アスペルガー症候群の子どもの特徴のひとつに、感覚が過敏になるなど、外部からの刺激に敏感になるというものがあります。体を触られることを嫌う子どももおり、「お風呂に入ろう」などと言って突然体に触れることでパニックになってしまうことも。

こういう場合は、いきなり体に触れようとせず、「これから腕を触るね」と声をかけるようにし、子どもが心の準備をできるようにしてあげましょう。

あいまいな表現は避ける

「あれ取って」「それ食べて」など、一般的な子どもであれば理解できることも、アスペルガー症候群の子どもには理解できないことがあります。代名詞や指示語などが理解しにくい傾向があるからです。またほかにも、比喩などのような抽象的な表現も理解できないことがあります。

アスペルガー症候群の子どもに接する際は、代名詞や指示語、比喩表現を極力使わないようにし、「お箸を取って」「ニンジンも食べて」など、具体的な言葉を使って話かけるようにしましょう。またその際は、できるだけ短い文章にしてあげてください。具体的な言葉を使い短く言ってあげれば理解できることが多いです。

アスペルガー症候群の子どもを育てるのは大変だと思います。しかししっかりとアスペルガー症候群の特徴を知っておけば、ちょっとしたコツでだいぶ楽になりますので、アスペルガー症候群の子どもをお持ちの方は、ここで紹介したことを参考にしてみてください。

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