夫婦共働きの家庭などでは、学童保育の利用を検討しているという方も多いと思います。学童保育を利用することで、子どもたちの安全を確保しつつ、自分たちの時間を作ることができるというメリットが得られます。
しかし、学童保育を利用するのであれば、知っておきたい注意点というものもあります。今回は学童保育の注意点についてご紹介します。
学童保育の注意点①費用がかかる
当然のことながら、学童保育を利用するとそれなりの費用がかかります。民間の学童であればひと月で2万円以上かかることがほとんどです。公立の学童でも5000円程度が相場と言われており、それが固定費として毎月かかるのは大きな負担だと感じる方も多いでしょう。
しかし、民間であれば遊びや宿題だけではなく、習い事などができるようなカリキュラムを組んでいるものもあります。また、公立であれば学校の校庭などの施設が自由に使えるなど、家で留守番することでは得られないメリットたくさんありますので、一概に高すぎるとは言えないでしょう。
学童保育の注意点②帰宅時はお迎えに行かなくてはいけない
学童保育のほとんどが閉所時間が18:00に設定されています。つまり子どもたちは18時まで学童にいられるというわけですが、17時以降の帰宅については、安全確保の観点から親の迎えが必要になります。
仕事の都合上、18時までに迎えに行くことが難しいという方も多いでしょうし、だからと言って17時までに自分で家に帰るよう子どもたちに伝えていては、学童を利用するメリットがあるのかどうか怪しくなります。
迎えに行くのが難しい場合は、両親や兄弟など、信頼できる身内に頼んだり、学童を利用しているほかのママ友パパ友さんにお願いしたりするなどの対応が必要になります。 学童の利用を検討しているのであれば、その施設の閉所時間を調べ、問題なく迎えに行かれるか、また迎えに行けない場合の対処法があるかなどを確認するようにしておきましょう。
学童保育の注意点③弁当作りをしなければならないときがある
夏休みなどの長期休暇中などにも学童に子どもを預けることができます。その場合、子どもたちは朝から晩まで学童にいることになりますが、その際のお昼ご飯は各家庭で用意しなくてはいけません。
平日であれば学校の給食がありますので、お昼ごはんの心配をする必要はありません。しかし夏休みは給食がないので、お弁当を作るなどして昼ご飯の準備をする必要があるのです。 民間の学童であれば給食を出す施設があることもありますが、かなり稀なことであると言えます。長期休暇中も学童を利用したいと考えている方は、昼ご飯の準備をしなくてはならないことがあるという点を念頭に置いておきましょう。
学童保育を利用するのであれば知っておきたい注意点をご紹介しました。 「こんなはずじゃなかった」と後から慌てることがないよう、ここで紹介したことをしっかり頭に入れたうえで、学童を利用するかどうか決めるようにしてくださいね。