子どもを学童に預けることのメリットって?
放課後に子どもを預かってくれるサービスである学童保育。共働きの夫婦が増え、学童保育を利用したいと考えている方も増加傾向です。
学童保育を利用することには、どのようなメリットがあるのでしょうか。今回は、学童保育を利用することで得られるメリットについてご紹介します。
子どもたちの安全を守れる
学童保育に預けず、子どもが友達と遊ぶなどして自由に時間を過ごせばいいのではないと考えることもあるかもしれません。しかし、近年では子どもが遊べるような公園が減ってもいますし、仮にあったとしても、子どもだけで遊ぶことには危険が潜んでいるものです。仮に誰かがケガをしてもしっかりと対応できるかわかりませんし、不審者によって子どもがなんらかの被害を受ける可能性もあります。
家で留守番していても泥棒が侵入するリスクがありますし、完全に安全であるとは言えないでしょう。
学童には学童保育指導員がいます。子どもたちがケガをしないかしっかり観察します、仮にトラブルが発生してもすぐに適切な対処が可能です。
対人コミュニケーション能力向上が期待できる
学童には、似たような境遇の子どもたちが多数利用しています。友人を誘って遊びに行くといったことが苦手な子どもでも、学童に行けば必ずといっていいほど、人との関わりを持つことになります。
また、学童を利用しているのは子どもと同じ学年であるとは限りません。低学年、中学年、高学年、さまざまな学年の子どもが同じ場所を共有することになりますので、年下との接し方、年上との接し方などを学ぶことができるでしょう。
スマホやタブレット、テレビゲームなどが普及し、実際の人間と対面してなにかをする機会が減りつつある現代社会で、学童は対人コミュニケーション能力を鍛えることができる格好の環境であると言えるでしょう。
勉強(宿題)をする時間を確保できる
施設によって、学童保育での時間の過ごし方には差があるものですが、基本的は必ず「勉強(宿題)」をする時間が設けられています。家でひとりでいると、ついついゲームばかりして宿題をし忘れるという子どももいると思いますが、学童ではきちんとそのための時間が用意されているので、忘れることがありません。わからないところは指導員やほかの友達に尋ねたりもできるので、宿題の効率も上がるでしょう。 遊びだけではなく勉強についてもしっかり管理してもらえるのが、学童保育なのです。
学童保育に預けることで、保護者も安心して自分の時間(仕事など)を過ごすことができます。学童保育の利用を検討している方は、自分や子どもたちが求めているものをしっかり把握して利用するかどうかを決めるようにしましょう。